経営計画
三菱倉庫グループ 経営計画[2022-2024]の策定について
当社グループは、2019年3月に公表した「MLC2030ビジョン」の中で、2030年に目指す姿を「『お客様の価値向上に貢献する』を第一に、お客様のパートナーとして調達から流通・販売までのサプライチェーンを一貫で担うロジスティクス企業」と定めています。
「MLC2030ビジョン」実現の第1ステージである経営計画[2019-2021]では、新型コロナウイルスの世界的感染拡大という不測の事業環境にありながらも、倉庫事業を核とする安心・良質で社会的に有用なサービス提供の継続、重点分野における事業基盤の整備、新技術活用体制の構築、株主還元の強化等を進めました。
「MLC2030ビジョン」実現に向けた第2ステージとなる経営計画[2022-2024]では、これらの取組みをさらに前に推し進めるべく、物流事業の収益力強化を中心とする5つの基本方針を定め、グループ全体で施策を推進し、過去最高水準となる営業利益200億円を達成いたします。また、新たな財務目標として、ROE7%を達成いたします。強固な収益基盤と適正な財務基盤のもと、株主還元の一層の充実を図り、資本効率を高め、さらなる企業価値の向上に取り組んでまいります。
経営計画[2022-2024]について
1. 基本方針
- 1物流事業の収益力強化
- 2海外事業の成長基盤拡大
- 3開発力強化による不動産事業の拡充
- 4先端技術の活用による高付加価値サービスの開発
- 5グループ経営基盤の強化
2. 財務目標
2019年度(実績) | 2020年度(実績) | 2021年度(実績) | 2024年度(目標) | |
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営業利益 | 122億円 | 117億円 | 181億円 | 200億円 |
ROE | 4.1% | 12.9%※ | 5.4% | 7% |
- ※名古屋駅前近辺の当社不動産事業用地の一部譲渡等による固定資産処分益及び受取補償金等を特別利益として計上
3. 株主還元方針
企業業績や成長投資、資本効率とのバランスを勘案しながら、DOE2%以上の安定的・継続的配当を実施します。また、経営計画[2019-2021]期間の自己株式取得額(約200億円)を上回る規模での自己株式取得を機動的に実施します(300億円以上を目安とします)。
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