2009年08月04日
中国現地法人、菱陽国際貨運代理(深セン)が航空一代ライセンス取得
概要
当社現地法人 香港三菱倉庫会社がCEPA(注)企業として2005年5月に設立した菱陽国際貨運代理(深セン)有限公司(以下、菱陽)は、7月24日付けで中国航空運輸協会が発行する一類航空運輸販売代理資格(以下、航空一代ライセンス)を取得しました。
効果
菱陽は、同ライセンスの取得により、各航空会社から直接スペースを仕入れ、自社で混載カーゴを仕立てることが可能となりました。
同社は、三菱倉庫グループ100%出資の航空フォワーダーとして、サービスメニューの一層の拡充を図り、中国で事業展開するお客様に高品質なサービスを提供します。
菱陽の今後の展開
- 産業の高度化により今後数量増が見込まれる情報関連機器、自動車部品などの日本及び欧・米向けのサービスを充実させ、取扱いの拡大を図ります。
- 支店(分公司)網の整備を進め、華東・華北への展開を図ること、中国国内で倉庫、運送、フォワーディングを展開する各現地法人のサービスとの連携を強化することにより、お客様の多様な物流ニーズに応えていきます。
- アメリカ・ヨーロッパ・東南アジアなどの当社ネットワークと有機的に繋ぎ、お客様のサプライチェーンマネージメント(SCM)に貢献する高品質な航空輸送サービスの提供を進めていきます。
- ※CEPA = Closer Economic Partnership Agreement(経済貿易緊密化協定)
中国中央政府と香港特別行政区政府との間で2003年6月29日に調印、2004年1月1日に施行された協定で、これにより、ロジスティクスサービス分野において、香港企業が中国本土で100%子会社を設立することが可能になりました。
以上
関連トピック
- 中国における子会社設立に関するお知らせ(2012年1月31日)
- 中国のフォワーディング現法が北京分公司を開設(2007年9月3日)
- 深センにCEPA現法を設立、フォワーディングサービスを開始(2005年7月12日)
関連メニュー
- 広報室 吉本
- TEL:03-3278-6652