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2010年01月29日

東京・日本橋に環境対応型の高層オフィスビルを建設
−東京都選定歴史的建造物である現在の建物「江戸橋倉庫ビル」の外観を保存しながら安全・安心・快適さを追及した賃貸オフィスを提供−

概要

三菱倉庫株式会社(社長:岡本哲郎)は、東京・日本橋一丁目の所有地(東京都中央区日本橋一丁目19番1号)で、賃貸オフィスビルを建設することを決定しました。
これは、東京都選定歴史的建造物に選定された現在の建物「江戸橋倉庫ビル」(1930年(昭和5年)12月竣工)の外観を保存しながら、賃貸オフィスビルに建替えるもので、延床面積約30,200m2、地上18階・地下1階建、高さ約90m、6階から17階までの高層部を賃貸オフィスとし、2階から5階までの低層部は、トランクルームおよび本店事務所として利用することを予定しています。

環境対応への取組み

  1. 1建築環境総合性能評価システム(CASBEE)で最高ランクのSランク取得を目指します。
  2. 2エネルギー削減率は、概ね40%減を目指して、屋上緑化、共用部のLED照明、高効率空調機、遮熱高断熱複層ガラスなどの省エネ機器等を積極的に採用します。

計画建物の特長

  1. 1計画建物は、低層部を東京都選定歴史的建造物として活かし、基壇部の自然石、曲面壁を含む既存外壁の概ね7割および船橋状塔屋を保存し上部に高層棟を築造することにより建設します。
  2. 2高層部の外観は、歴史的な雰囲気をもった低層部と調和し、全体として、当地周辺のランドマークとして相応しいデザインとします。
  3. 3基準階の賃貸オフィス(8〜17階)は、1フロア約1,000m2を確保し、オフィス内からの眺望の確保および熱負荷軽減のため北側(日本橋川側)に配置します。
  4. 47階床下に免震装置を設置(中間階免震構造)し、高層部の免震化と低層部の耐震性向上を図ります。電源は、異なる変電所からの2系統引込とし、信頼性の向上を図ります。
  5. 51階エントランスホールは公開スペースとし、また日本橋川の河畔には、親水空間を設置し同様に公開スペースとすることで地域に貢献します。

参考

計画建物の概要

所在地 東京都中央区日本橋1-19-1
敷地面積 約2,900m2
建築面積 約2,500m2
延床面積 約30,200m2
規模 地上18階、地下1階、高さ約90m
用途 事務所・トランクルーム・駐車場
設計 株式会社三菱地所設計・株式会社竹中工務店
施工 株式会社竹中工務店
工期 2011年10月〜2014年8月(予定)
投資額 約125億円

外観図

外観図

「江戸橋倉庫ビル」の沿革

  1. 1当社にとりまして、「江戸橋倉庫ビル」の所在地は、創業期からの歴史的な場所です。当敷地の西側には、三菱グループの創業者である岩崎彌太郎が倉庫業に力をいれ、1880年(明治13年)に竣工したレンガ造りの倉庫(「三菱の七ツ蔵」。フランス人建築技術者ジュール・レスカス設計)がありました。
  2. 2当社は、同倉庫で倉庫業を営んでおりましたが、1923年(大正12年)の関東大震災で被災し、その後敷設された昭和通りが同倉庫敷地を通過することとなったため、1930年(昭和5年)に、倉庫敷地の一部と隣接地をあわせた現敷地(約2,900m2)に現在の建物「江戸橋倉庫ビル」を建設しました。
  3. 3「江戸橋倉庫ビル」は、耐震・耐火性に優れた鉄筋コンクリート造の近代的都市倉庫ビル(本店事務所、貸事務所のほか一部に本邦初のトランクルームを併設)として建設された、曲面壁、船橋状の塔屋、基壇部の石などが特徴的な建物で、2007年(平成19年)に、東京都選定歴史的建造物に選定されました。

以上

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