国際輸送事業
独自のグローバルネットワークと、船舶・航空機・鉄道・トラック等の様々な輸送手段を駆使し、最適な物流ルートを提案。どんなものでも国境を超えてDoor to Doorで運ぶ。海外での倉庫・配送センター運営も展開。

“フォワーディング”から“ロジスティクス”へ

日本から海外へ、あるいはアジアからアメリカへなど、グローバルな輸送をコーディネートすることが主な仕事です。どのようなものでも国境を超えてDoor to Doorで運びます。三菱倉庫は、船や鉄道、航空機などの輸送アセットを持っていませんが、お客様のニーズに合わせて、目的地までの最適な輸送方法、最適なルートを組み合わせ、安全に早く確実に届けることが、最大のミッションです。これは、「フォワーディング」と呼ばれるビジネスです。
また近年特に力を入れているのが、海外での倉庫・配送センターの運営です。経済のグローバル化がますます進むなかで、企業が原料の調達、製造、販売といった各プロセスを異なる国で行うというケースが増えており、同時にますます高品質な物流サービスが求められるようになってきています。三菱倉庫の長年の実績と、強みである倉庫運営のノウハウを活かし、国と国の間の”線”の輸送だけにとどまることなく、倉庫を基軸とした”面”でのロジスティクスを世界各地へ展開しています。

主な仕事内容

  • 輸送ルートの策定・手配
  • 貿易に必要な書類の作成
  • 代理店への手配、税関への申請手続き
  • 輸送中の貨物のトレース・対応
  • 海外における倉庫・配送センターの運営

三菱倉庫の国際輸送事業の特徴

1

形あるモノは何でも運ぶ

食品、機械、化学品など、多種多様な貨物を輸送しています。時には、鉄道車両の輸送や、工場を丸ごと海外へ移設するという案件も手掛けています。どのような貨物でも、事前にお客様との打合せや現地調査を繰り返し、サイズ、重量、形状など貨物の特徴をしっかり把握し、お客様のニーズに合わせた輸送方法を検討・構築することが重要です。

2

アジア発アメリカ向け貨物取扱量

1970年代にいち早くアメリカに拠点を構え、アメリカ発着の輸送に多くの実績を積んできました。近年は、日本発の輸送だけでなく、アジア各国発の輸送取扱量も大幅に増えています。このアジア―アメリカ間のフォワーディング機能を強みとして、今後はロジスティクス・サービスを拡充していきます。

3

国内外での高い“対応力“

国内外で三菱倉庫及び海外現地法人のスタッフが提供するサービスは高い評価を受けています。お客様のニーズや貨物の特徴に応じて、最適な提案を行う“対応力”はもちろん、輸送中に不測の事態が発生した際の状況変化に応じた的確・迅速な“対応力”が三菱倉庫の物流の特徴です。

最近のトピック

「国内外一体のロジスティクス事業の拡充」を進めており、海外においても倉庫を基軸としたビジネスを拡大しています。例えば、最近、あるお客様のための倉庫をアメリカに新設しました。今まで三菱倉庫は、生産地である中国からアメリカへの海上輸送のみを行っていましたが、倉庫の新設により、アメリカ到着後の通関から、保管、さらにはアメリカ国内への小口配送まで、一貫サービスを提供できるようになりました。このように、中国内陸部や東南アジアにおいて、倉庫を基軸としたビジネスの拡大に積極的に取り組んでいます。