海外における現地とのかかわり

「インドネシア・日本博覧会2008」の出展風景

当社は、1970年に米国に現地法人(加州三菱倉庫会社)を設立して以来、ヨーロッパ、アジア、中国など世界各地にネットワークを広げ、2021年3月時点で13カ国、70カ所以上に拠点を設けています。当社が海外で事業を継続・拡大していくためには、それぞれの地域において、市民レベルでの相互理解が必要不可欠であり、当社の海外グループ企業もこうした認識のもと、さまざまな形で現地の人々とのかかわりを大切にし、相互理解を深める活動を各地で行っています。
2008年11月には、日本とインドネシアの国交樹立50周年を記念して、ジャカルタ・クマヨランにあるプカン・ラヤ・ジャカルタ展示場にて開催された、「インドネシア・日本博覧会2008」において、三菱グループの一員として、当社がCO2排出量の削減などを通じて、環境の面でも社会に大きく貢献している事例を紹介しました。
このイベントは、経済・科学・技術・文化の各面で、日本とインドネシア両国間のさまざまなレベルでの交流と相互理解を図ることを目的に開催されたものです。117の企業 / 機関により、日本の科学や工業における先端技術や、アニメ・伝統文化などが紹介され、9日間で延べ17万人もの人々が来場し、盛況のうちに閉幕しました。
今後も世界各地において、会社レベルのみならず社員(市民)レベルでの交流を図り、相互理解を深める活動に取組んでいくことは、現地に密接にかかわりを持つ事業を展開する当社グループの責務でもあると考えます。