「グリーンローン」による資金調達の実施について

2022年06月30日

当社は、このたび株式会社三菱UFJ銀行をアレンジャー、農中信託銀行株式会社をコ・アレンジャーとして、グリーンビルディング(※1)の共有持分取得を資金使途とした「グリーンローン」(※2)によるシンジケーション方式タームローン(※3)契約(以下、本ローン)を締結しました。
当社グループは、2021年4月に策定した「ESG経営/SDGs対応に向けた取組み」において「環境対応」を重要テーマのひとつに位置づけ、災害に強いECO倉庫や環境配慮型オフィスビルの更なる展開等の施策を進めています。本年3月に発表した経営計画[2022-2024]では、省エネ機器の導入等に取り組むこととしており、ESG経営/SDGs対応の施策と合わせ、CO2排出量の削減と環境負荷の低減に向けた施策をさらに推進してまいります。
なお、本ローンの実施にあたっては、株式会社格付投資情報センターから第三者評価を取得しており、「グリーンローン原則」及び「環境省グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」の「グリーンローンに期待される事項」に適合していることを確認しております。

本ローンの概要

実行日 2022年6月30日
アレンジャー 株式会社三菱UFJ銀行
コ・アレンジャー 農中信託銀行株式会社
組成金額 80億円
資金使途 グリーンビルディングの共有持分取得資金
(2021年4月1日に取得した際に要した資金のリファイナンス)
対象物件 グランフロント大阪(大阪府大阪市北区大深町3、4)
貸出人(五十音順) 愛知県信用農業協同組合連合会、株式会社池田泉州銀行、神奈川県信用農業協同組合連合会、埼玉県信用農業協同組合連合会、株式会社静岡銀行、株式会社常陽銀行、株式会社千葉銀行、東京都信用農業協同組合連合会、農林中央金庫、株式会社八十二銀行、株式会社百五銀行、株式会社百十四銀行、兵庫県信用農業協同組合連合会、福岡県信用農業協同組合連合会、株式会社三菱UFJ銀行


※1 グリーンビルディング
  エネルギー使用量の削減や施設の緑化等により、建物全体として高い環境性能を備えた建築物。
※2 グリーンローン
  環境に配慮したプロジェクトに要する資金の調達に用いられる融資。
※3 シンジケーション方式タームローン
  複数の金融機関からなるシンジケート団が同一の契約書に基づいて行う融資で、融資期間(ターム)が中長期のものが多い。


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