福島県南相馬市と連携協定を締結~宇宙関連産業等の次世代産業を支援、創造的復興に貢献~
2024年10月22日
当社は、10月18日に、福島県南相馬市と連携・協力に関する協定(以下、本協定)を締結しました。本協定により、当社の物流・不動産事業のノウハウを生かした協業を進め、南相馬市とともに次世代産業の開発に挑戦し、市の創造的復興の一助となることを目指します。
当社社長 斉藤秀親、南相馬市長 門馬和夫
当社は、「物流と不動産」を通じて、産業発展を支える社会インフラとしての役割を果たしてきました。現在、新たな収益源となるビジネスの創造に向けて、スタートアップ企業や異業種企業との協業を進めており、その一つには、宇宙関連産業をはじめとする次世代産業があります。
南相馬市は、福島県浜通り地域の北部に位置し、新たな産業基盤の構築を目指す国家プロジェクト「福島イノベーション・コースト構想」に基づき、「福島ロボットテストフィールド」等の開発実証拠点となっています。また、本年4月には宇宙関連産業推進室が設置され、次世代産業の振興に積極的に取り組んでいます。
当社と南相馬市の目指す方向性が一致していることから、協業によって当社の新しいビジネス創造に向けた取組み(=インキュベーション)がより一層進められると判断しました。
今後、本協定に基づき、インキュベーション施設の運営、研究開発施設・物流関連施設の整備等に取り組み、スタートアップ企業や研究機関の活動を支援します。
また、南相馬市からの情報提供や支援を通じて、将来世代の教育支援および市内外の関係者とのコミュニティ構築に取り組み、次世代産業のイノベーション創出に貢献します。
- 1協定の概要
本協定は、当社が物流関連産業と宇宙関連産業をはじめとする次世代産業の事業開発を行うにあたり、南相馬市と協力して、技術開発を行いやすい環境整備や共創の場づくりを行い、産業の活性化を図ることを目的としています。
- 2連携事項
(1) 物流関連産業と宇宙関連産業をはじめとする次世代産業の事業開発の協力
(2) 事業者向け社屋・店舗・研究開発施設・物流関連施設等の整備
(3) 次世代産業の発展に寄与する技術開発の支援
(4) 将来世代の教育支援
(5) その他地域の活性化に関する事項
- 3協定締結日
2024年10月18日(金)
<参考>
提供:福島県南相馬市