倉庫事業
様々な業界の多種多様な商品を倉庫で保管し、お客様のビジネススタイルや戦略に応じて、必要な時に・必要な場所に・必要なだけ供給。単に保管をするだけでなく、在庫管理や、商品の付加価値を高める役割も担う。
倉庫を基軸に物流全般を手掛ける
三菱倉庫の最大の強みは、会社の原点でもある「倉庫」を運営していくノウハウです。「倉庫事業」では、倉庫を基軸に、物流に関するビジネスを手掛けています。様々な業界の多種多様な商品を、お客様のビジネススタイルや戦略に応じて、必要な時に・必要な場所に・必要なだけ供給することが、基本的な役割です。しかし、ただ倉庫で保管するだけでなく、流通加工など、商品の付加価値を高めるという重要な役割も担っています。「倉庫事業」の仕事は、大きく2つです。お客様のニーズをヒアリングし、そのニーズに応じた物流スキームを構築・提案する「営業担当」と、倉庫現場に併設した事務所で、作業会社や運送会社などの協力会社や、社内の営業担当や通関担当などとコミュニケーションを取りながら、日々の物流オペレーションを行う「現場事務」です。「三菱倉庫の原点は、現場にあり」との考えから、新入職員のキャリアは現場事務からスタートします。現場事務の仕事は、貨物の特性に合わせた保管管理や、入出庫・輸配送の手配、作業プランの立案・管理、お客様への物流改善の提案、輸出入貨物に関する管理、報告書の作成等です。
主な仕事内容
- 顧客ニーズのヒアリング
- 顧客ニーズに応じた物流スキームの構築・提案
- 倉庫と輸配送ネットワーク間の調整
- 物流サービスの提供(貨物の保管・入出庫・輸配送・流通加工等)
- 課題分析に基づく改善提案 等
三菱倉庫の倉庫事業の特徴
医薬品物流のパイオニア
非常に緻密な温度管理など、高度な品質が求められる医薬品の物流。三菱倉庫の医薬品物流は、約30年前に配送センター業務を受注したことから始まりました。その後、製造業(包装・表示・保管)許可の取得、治験薬物流へとサービスを広げるなど、常に医薬品物流をリードしています。
多様な物流サービスを展開
商品の特徴やお客様のニーズに応じて、多様な物流サービスを展開しています。食品などの身の回りの商品から、危険品や毒薬などの特殊貨物まで、豊富な取扱い実績とノウハウがあります。更には、保管中の検品・検針作業や加工作業、サンプル採取、共同配送などお客様のあらゆるニーズに応えることが可能です。
チームワーク
物流サービスの基盤となるのは、チームワークです。営業、通関、現場のオペレーションなど、各分野のエキスパートがそれぞれの立場で実力を発揮し、サービスの起点から終点まで、常に高品質なサービスを提供しています。更に、国際輸送や情報システムなどの社内の各部門や関係会社とも連携し、お客様の信頼と期待に応えるサービスを提供しています。
最近のトピック
医薬品専門の運送子会社「DPネットワーク」とともに、医薬品の流通過程における品質管理基準GDP(Good Distribution Practice)に対応した医薬品保冷配送サービス「DP-Cool」を構築しました。GDPは既に欧州などで導入されており、今後日本でも医薬品メーカーが求める物流品質は更に高まっていくことが予想されます。「DP-Cool」は、従来の輸配送体制では対応が難しかった課題をクリアし、医薬品の輸配送品質向上と安定供給に貢献する新たなサービスです。「DP-Cool」が日本の医薬品輸配送のプラットホームとなるよう、サービスの向上に努めています。